忙しく働いている方の中には、遅くまで働いて家には帰って寝るだけ、そしてまた朝早くから仕事、というような生活を送られている方もいるかと思います。しっかりと睡眠時間を取って身体を休めていなければ、日中やる気が起きなかったり、ぼんやりしたりして、注意力が落ちてしまいます。生活上の怪我や事故につながる恐れがあると同様に、仕事のパフォーマンスも低下してしまいます。そうなれば、さらにストレスが溜まって眠れなくなるという、負のスパイラルに陥ってしまうこともあります。

このように睡眠は、心身の健康を保つうえで欠かせない要素となります。完璧主義者の方や、中間管理職といった責任がかかる仕事をされている方は、仕事中に思い通りにならなかったり、自由に動けなかったりすることが多いでしょう。そんな中、上手くいかなかったことや先々の不安が頭を駆け巡るようになり、ストレスとして蓄積し、結果的に眠りたくても眠れなくなってしまい、うつ病を発症するようなケースは少なくありません。そこで今回は、しっかりと良質な睡眠を取るために大事なポイントをいくつか紹介したいと思います。

まず1つめは、スマートフォンの使用を寝る30分前までにすること。スマートフォンから発せられるブルーライトは、脳に朝だと勘違いさせ、睡眠を促すホルモンの分泌を抑えてしまうといわれています。また、スマートフォンは依存性が高く、寝る時間を大幅にオーバーしてしまう可能性もあるため、寝る前に触らないことを習慣化させることが重要です。

2つめはカフェインの摂取は寝る4時間前までにしておくことです。カフェインには興奮・覚醒作用があり、寝る前に飲むと寝つきが悪くなってしまいます。ただ、コーヒー豆の香りはリラックス作用があるとされているため、コーヒー豆を寝室に置いて、香りだけを楽しむという方法もあります。最期は、夕食は寝る3時間前までに食べることです。食物を消化するためには大体2~3時間かかるため、食後にすぐ寝ようとしても胃腸が動いていて寝つきにくくなります。夕食には比較的消化の良いものを食べ、消化した後くらいに寝つくのが理想的です。